ミンネで海外に売れないのはなぜ?海外からミンネにアクセスしてみた

ハンドメイド

こんにちは。KUMAです。

2019年、ミンネ(minne)が海外向け販売を開始しました。

ご自身のハンドメイド作品が、どこかの国の人に届くと思うと、ワクワクしますよね。

でも、もしあなたが海外向け販売に力を入れたいのなら、ミンネでは売れないと思ったほうがいいでしょう。

今回は、海外から購入する立場から見えている事実をお伝えします。

KUMA
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海外からミンネのサイトにアクセスしてみました。

海外からミンネで購入しようとするときに起こること

海外からミンネで買い物をするには、いくつか立ちはだかる壁があります。

巨大ポップアップ

まずは、ミンネのURLをクリックしたときに出る、巨大ポップアップ。

作家さんのインスタで興味を持って、ハンドメイドの温かさを期待してサイトを見に行ったはずなのに・・・

ワクワクしてサイトにアクセスしてみると、このポップアップが画面いっぱいに出現し、面食らうことになります。

これは、ミンネが提携している、海外販売の代行業者のページです。

このページを消す(=了承する)と、日本国内で見るのと同じミンネのサイトに、海外用の買い物ボタンがポップアップで表示されるようになります。

人は、ポップアップ画面に拒否反応を示します。

この時点で、「ハンドメイド作品を買う」という心温まる体験は一旦ストップしてしまいます。

何が何でもあなたの商品をもっと見たい!欲しい!と思わないかぎり、ページにアクセスするのは止めるでしょう。

せっかく目に留めてもらったのに、もったいないですよね。

不親切な商品ページ

さて、そんな第一の壁(ポップアップ)を乗り越え、ミンネの商品ページにたどり着きました。

意外にも、海外から見るミンネのサイトは、日本国内で見るサイトとほぼ同じです。

日本語表示が多く残っていて、自動翻訳を使ってもわかりにくいです。

 

また、ミンネのトップページから、海外向けのページにアクセスしてもらう道もあります。

↓ミンネトップページ上部の“Enjoy minne here”(小さい!)をクリックすると、

 

↓英語のトップサイトにつながります。

2021年4月現在、ピックアップされているジャンルは、

「Japanese Tableware(食器類)」「For Cat Lovers(猫アイテム)」「Inspired by UKIYO-E(浮世絵にインスパイアされた作品)」「Minature Decorations(ミニチュアフードなど)」「Kawaii iPhone Cases(かわいいiPhoneケース)」「Materials(パーツ)」

で、それぞれに4作品フィーチャーされています。

See More(もっとみる)」ボタンをクリックすると、国内で見るのと同じミンネの特集ページになります。

ここから先は、いつもの日本で見るミンネです。

海外の人が、手探りで気に入るハンドメイド作品にたどりつくのは難しいでしょう。

 

この流れを考えると、インスタの投稿から直接自分の商品ページに誘導しないかぎり、海外から集客することは難しいです。

残念ながら、海外でのミンネの知名度はまったくありません。

ミンネを検索してサイトに直接行くことも、たまたま特集でピックアップされることも、サイト内をなんとなく見て回って目に留めてもらうことも、限りなくゼロに近いといえます。

手数料は買い手が払う【最大の難関!】

ミンネの海外販売には、日本国内の代行業者が間に入ります。

そこを経由して購入手続きをすると、日本国内の代行業者が発送業務を行ってくれるというサービスです。

売り手である作家さんは、手数料も発送作業も、日本国内に販売するのと変わりません。

余計な手間もお金もかからず、とっても便利ですよね。

 

では、作家さんの代わりに誰が海外に届けているかご存知ですか?

「代行業者」が発送作業をして、「海外の買い手」がその手間賃を払っています。

海外からミンネで購入する場合、「商品代金」「送料」の他に、

「国内転送手数料」「購入代行手数料(商品価格の10%)」「発送手数料(500円/個)」「保険料」

が請求されます。

お会計しようと思ったら、驚くほど高額を請求されるわけです。

売り手である作家がラクをする分、お客様がお金を支払っているのです。

「何が何でも欲しい!」と思ってもらえないと購入に至らない

ミンネが提携している代行業者は、その他にもアニメグッズやアパレルショップ等の代行もしています。

どうしてもほしいアニメグッズや憧れの服だったら、何が何でも日本から買いたい!と思われる部類なので、ここで挙げているマイナス要素は、大きな壁とならないでしょう。

日本語表記しかないサイトであっても、知りたければ自動翻訳機能を使って読んでもらえます。

 

では、「インスタでたまたま見つけたかわいいハンドメイド作品」の場合はどうでしょう?

通常は、「うわーかわいい!」とテンションが上がった状態で、勢いで購入してしまう人が多いもの。

それが、ミンネの数々の壁に立ち塞がられ、決済ボタンをクリックする前に、我に返る=気持ちが冷める瞬間が何度も出てきてしまうのです。

「ちょっとかわいいな」「ちょっとほしいな」「日本から届いたら面白いかも」程度では、途中であきらめられてしまいます。

「どうしてもほしい!」と思ってもらえてはじめて、ミンネ経由で海外から購入されると考えましょう。

今すでにミンネで海外販売がうまくいっている人は?

ミンネの海外進出から約2年、すでにミンネ経由で海外向けにたくさん売れている!という方もいるかもしれません。

それはすばらしいです!

しかしなおさら、私はミンネ以外の販売場所をおすすめします。

先に述べたように、海外からミンネでの商品を購入するには、「買い手にとって不必要な手数料」と「わかりにくいウェブサイト」という高い壁が存在します。

それでもあなたの作品が購入されるということは、作品にそれだけ魅力がある、手数料を含めた金額を出す価値がある、ということです。

おそらく、インスタであなたの作品のファンになり、なんとか購入しようとがんばって買ってくださったのです。

ということは、あなたはすでに

  • インスタグラムで集客ができている
  • 商品価格を上げる余地が十二分にある

ということです。

海外への発送作業など気が重いかもしれませんが、慣れれば案外難しくありません。

自信を持って、次のステップに進んでみることをおすすめします。

ハンドメイド海外販売、どこがおすすめ?

それなら、どこがおすすめなのか?

他の記事で、マーケットプレイスと独自サイトを使い分けるという記事でお話したことに共通します。

マーケットプレイスは「Etsy(エッツィ)」、それに加えて独自サイトを持つことをおすすめします。

Etsyについては別の機会に詳しくお話します。

まとめ

今回は、海外から見たミンネについて書いてみました。

せっかく海外への販路をミンネが作ってくれたのに、実はこんなにハードルが高かったとは。

がっかりさせてしまったらごめんなさい。

なぜ売れないのかわからずに挑戦し続けるのは、時間と労力がもったいないです。

ミンネ任せにせず、自力で世界の広いハンドメイド市場に飛び出してください。

お読みいただきありがとうございました。

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